東莞は交通・通信が発達、電力供給が充足、淡水資源が豊富である。自然を防御する能力が比較的強いので、工業・農業の発展に非常に有利である。
港:東莞は珠江の河口に位置する。ここの虎門は昔から中国南方の重要な門戸であった。珠江に沿えば、広東省の東部・北部・西部乃至広西などのところに到着できる。主要な港である虎門港は国家一類港、外国の船舶に向けて開放、香港へ直行する汽船が毎日見える。現在、虎門港にはバースが104あり、貨物の集散が非常に便利である。
鉄道:東莞は広州・九龍鉄道、広州・深圳準高速鉄道、広州・梅州・汕頭鉄道と大京九(北京・九龍)鉄道との交差点で、これらの鉄道は「人」という字形で東莞の常平鎮にてそれぞれ南、北、東へ広がり、東莞市の畑・丘陵・山地を貫通する。東莞鉄道港は国家一類港、北京・上海から九龍へ直行する列車の出入国検査手続きはここで取り扱い、九龍・北京及び上海・華南東部の地域を行き来するのが非常に便利である。
空港:東莞は自分の空港を持っていなが、周辺における多くの空港を利用できる。広東・深圳・珠海高速道路に沿えば、北には広州白雲空港、南には深圳空港がある。百キロほど離れたところには珠海空港、佛山空港及び香港新空港がある。東莞市内では民用航空の取扱所と40余の業務点が設置してあり、各航空路の旅客・貨物の運輸業務が非常に便利である。
道路:東莞の道路の密度が高い。107国道と広州・深圳・珠海高速道路は水郷・沿海などの西部における各鎮区を北から南へ貫通する。全市各鎮区の道路網が縦横に入り混じり、里数が2648キロ。百平方キロに等級道路が104キロあり、国道・高速道路・鉄道・港・空港などを一体につなぐ。とりわけ虎門大橋が1997年6月に竣工したので、東莞は広州・香港・珠江両岸及び深圳・珠海という二つの経済特区をつなぐ交通の要になっている。2005年、貨物の取扱量が32.9トン、旅客の取扱量118.2億人キロ。
通信:経済の快速な発展につれ、東莞の通信業も盛んになり、交換がプログラム制御化、トランスミッションが光ファイバー化・データ化した現代通信網が建てられた。プログラム制御の電話、携帯電話などが普及していて、都市・農村の各地と国内・国際との通話もとても便利である。現在、電話(携帯電話を含める)の普及率が210戸/100人、インターネットユーザが52.90万戸。2005年、全市の郵電業務の収入が132.82億元、郵電の業務量が毎日3600余万元。
電力:東莞はずっと電源電網の建設を重視している。国家がここで建てた沙角発電所は全国で最大の火力発電所基地のひとつで、発電機の容量が388万キロワットである。そのほか、東莞市は自分で18の発電所を建設し、発電機の容量が261.77万キロワットである。電網の建設について、各鎮区はみな二つか三つの110・220キロボルトの変電所を持ち、2005年の給電量が415.66億キロワット時である。
給排水:主な給水工事には、東莞・深圳給水工事、東江引水工事及び全市各鎮区に分布した飲用水工場がある。
東莞・深圳給水工事は国家が建設した大型の給水工事で、おもに香港・深圳及びその間における東莞市の各鎮に給水する。2006年第四回拡大工事の完成後、給水量は24.23億立方メートルに達し、うち11億立方メートルが香港に給水される。
東江引水工事は東莞市がみずから建設した大型の引水工事で、全長が83キロである。主な機能が冠水を排除する一方、東江の淡水を引水して、周辺の耕地及び沿海の塩分の高い地域を灌漑し、周辺の14鎮区の工業・農業と生活の用水を解決する。
飲用水工場はおもに各鎮区が建設したもので、現在、農村飲用水工場の普及率がすでに98.6%に達した。給水の質をさらに高めるために、東莞市は相前後して市中西部給水工事、東部給水工事、水郷供水工事の建設を繰り広げて、竣工後、給水能力が200万㎥/日を超える。現在、すでに竣工した大型飲用水工場が三つあり、大型給水網が250キロ、給水規模が広州・深圳に次いで、第三位にランクする。全市の供水能力は400万㎥/日、大部分の地域は清い飲用水を飲用できる。
(編集:dg3g)