中国地域経済論の専門家として知られる黄作平氏は16日、中国新聞社の取材に対して2007年の広東省の域内総生産(GDP)は台湾を超えるとの見方を明らかにした。
黄氏によると、広東省の06年GDPは2兆5968.55億元。過去10年間平均の成長率は14.8%で、07年は12%に減速するとしても2兆9085.28億元に到達する。
一方、台湾の06年GDPは3556億米ドルで2兆7736.8億人民元に相当。過去10年間の平均成長率は2.5%で、国際通貨基金(IMF)、台湾の中華経済研究院、台湾経済研究院、アジア開発銀行は07年成長率を4.0%-4.2%と予測。仮に5%に増速するとしても、07年のGDPは2兆8985.12億元で、広東省に及ばない。
ただし黄氏は、「広東省は中国一の『経済大省』だが『経済強省』とはいえない。産業の層の厚さなどの面で台湾とは相当な格差があり、GDPが上回っただけで単純に喜ぶべきではない」と指摘している。(編集担当:如月隼人)